ホームページ制作という作業において様々な言葉に遭遇することがありますが、ご自身で制作作業をしないのであればコーディングに関わる技術的な用語などは気にする必要はありません。
しかし、マーケティングに関わる用語は知っておく必要があると思います。サイト来訪者の行動を知り、ページをより良くしていくウェブマーケティング。そこでこのページでは少しずつですがお役に立つであろう用語(マーケティング以外でも)をご紹介していきます。
CMSについて
CMSとはContents Management Systemの略で、「コンテンツ管理システム」のこと。
速報性を一番重要とする新聞社は、記者などがウェブサイトの情報更新作業を(スキルが無くても)簡単にできるようにするため、CMSを開発し活用していました。一般のウェブサイトはこのような仕組みを活用したくても運用コストが高額であるため難しい状況でした。
この問題を解決するためにブログ用として開発されたCMSを活用するようになりました。
CMSには3つのタイプが有ります。クラウドタイプ、パッケージタイプ、オープンソースタイプです。その数は約20種類ほどで、無料で利用できるものもありますが、それは独自ドメインが使えず間借り状態となります。何故間借り状態のドメインで問題があるかというと、まず検索エンジンにヒットされません。
オープンソースタイプのCMSでは独自ドメインを設定出来るものもあります。独自ドメインは検索エンジンにヒットされるのでSEOの問題はありません。しかし、そのカスタマイズには結構なスキルが必要です。
CMSによっては導入に関わる初期費用や月額費用などがかかります。
HTMLであれば実現できることもCMSだとカスタマイズすることが難しかったり、管理画面も少々難解(慣れてしまうまでは)です。また、ブログデザインを現すテンプレートも豊富にありますがテンプレートなので、ほかのホームページでも同じようなデザインがあったりしてオリジナリティに欠けます。良いデザインのテンプレートを探すと、料金が発生することも…。
・意外と簡単ではない管理画面
・独自性を出すためには費用がかさむ
・多くのユーザーが簡単に利用できるということが前提となる設計であるため、セキュリティー面での脆弱性を指摘されることもあります。
<参考>最後にCMSに使用されているPHPとHTMLについて
*PHP*とはHypertext Preprocessorの略で動的な*HTML*を生成することによって動的なWEBページを実現するサーバーサイドのスクリプト言語です。
*HTML(HyperText Markup Language)とは、「Webページを記述するための言語」のことを言います。HTMLでは、文書の一部<>で挟まれた「タグ」と呼ばれる特別な文字列で囲うことにより、文章の構造や装飾について記述することができます。具体的には、文章の中で表題や段落の区切りを指定したり、箇条書きの項目を列挙したり、文書の一部として画像や音声、動画を埋め込んだり、リンクを設定したりすることができます。
格安ホームページとは
格安ホームページ制作会社に対する不安を指摘する文章をよく目にします。
何故そんなに安く出来るのか?人件費などの経費を考えてもそんなに安く出来る訳がないというような内容ですが、その通りだと思います。ネットワークを活用し、出来る限りのコストを削減しても
5ページの構成として
1、トップページ
2、企業コンセプト
3、商品紹介
4、詳細商品紹介
5、会社概要などの付記項目
これは一例ですが、他にも多くの構成があります。まだホームページを持っていないという企業様にお薦めします。
ランディングタイプもご用意しました。トップページのボリュームを増やしました。これも好評です。
SEOの基本的対策について
GoogleやYahoo!などで見込客(検索者)が検索キーワードを入力するとそのキーワードに極めて近い結果が表示されます。これは各ブラウザーが日頃蓄積しているデーターと見込客の検索キーワードを一致させる作業の結果です。
ホームページのランキングを常に上位に保つためにはSEO(Search Engine Optimizationの略であり、検索エンジン最適化を意味する言葉です)に関わる作業が必要です。検索結果で御社のホームページがより多く上位に表示されるためにはこの膨大な一連の作業を行わなくてはなりません。
作業としては、内部の対策と外部の対策とが有ります。この取り組みが成功すれば、見込み客がある検索ワードで検索し、そのキーワードと御社が決めたキーワードが合致していて、その他諸々の検索結果ページ表示され、ホームページへの訪問者数を増やすことができます。
ゼロプランは格安であっても基本的な内部対策は施します。
良いホームページとは
良いホームページとは、企業側の要望が充分反映され、訪問者にとって有益な情報が掲載されていることが良いホームページの条件と言えます。
マーケティング的には、訪問者にとって有益な情報があればリピーターも増えますし、直帰率は低くなりゴール貢献度が高いホームページが良い言えます。
ホームページは企業の顔です。来訪者に対して常にフレッシュであることが大切です。また、来訪者の心に残るホームページであることも重要です。
「ペルソナ」 ウェブマーケティングの重要性
「 ペルソナ」という言葉ですが、正しく理解するととても役に立つので確認しましょう。
本来の意味は「persona」= 仮面 ・人格 (ラテン語)ですが、ウェブマーケティング的には次のようになります。
「 ペルソナ」とは、人物モデルのことです。商品を購入したり、サービスを利用する顧客の中で最も重要な顧客イメージです 。
マーケティング的に人物イメージと言ったら「ターゲット」じゃないの?と思っている方、その違いについてご説明します。また、当たり前のように使っているけれど、実は何となくしかわかっていないという方もご一読ください。
ペルソナ(persona)とは、サービスを利用する人・商品を購入する人の詳細なイメージです。 ---
性別、年齢、職業、居住地、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定します。
ペルソナと同じようにマーケティングで使う「ターゲット」というものがあります。ターゲットも ペルソナも人物イメージを設定をするという点では同じですが、設定をどれだけ深くするかが違います。「 ペルソナ マーケティング」はより深く詳細に人物像を設定していきます。
具体例として
・ターゲット設定では
20代〜30代、男性、会社勤務、趣味はカメラ
・ ペルソナ設定では
佐藤 健
28歳
男性
通信機器製造会社研究所勤務
神奈川県横浜市近郊のマンション
妻、長男(4歳)、長女(2.5歳)の4人家族
トレッキング、キャンプ、写真撮影が趣味
YouTubeにチャンネルを持ち、高山植物について語っている
SNSはFacebook、Twitterを活用し、友人とのネットワークをエンジョイしている
上記のように、ターゲットは人物像をやや幅を持たせて設定するのに対し、 ペルソナは人物像をリアルに設定していきます。
「 ペルソナ」設定の重要性
プレゼントを親しい人に対して送る場合と、そんなに親しくない場合とではプレゼントの選び方も違います。親しい人でしたら趣味を含めたライフスタイル情報量が多くありますから、相手に喜んでもらえるプレゼントの可能性が高くなります。しかし、ライフスタイル情報量が少ないと喜びの確率は低くなるというのは当然ですね。
商品開発、 マーケティングには、世代も性別も違う様々な人間が関わります。また、個人が製品に対して考えているイメージや視点も全く同じとは限りません。関係者の認識が共通でないまま マーケティング活動を進めてしまうと、それぞれの思う人物像にバラツキが出てしまい、ターゲット像が曖昧になってしまいます。
ターゲット像が上手く定まっていない状態では、効果的な マーケティング活動が難しくなります。また、関係者の幅広い意見を1つの製品に取り入れようとして、結果的に ユーザー ニーズを満たす製品ができ上がらない可能性も出てきます。
そこで必要なのが、人物像への理解を深めるために「 ペルソナ」を作成することです。具体的な ユーザー像を設定することで*関係者間の認識を統一することができ、自社がとるべき戦略が明確になります。
「 ペルソナ」を設定するメリットは
ユーザーイメージのズレを防ぎ、プロジェクトメンバーが共有することで精度の高い製品を創ることができる。
以上、ペルソナについてでした。